緊張!藤本さんへの初コンタクト!

家づくりを始める前に

”ファンタジスタふじもと”構築の”神システム”

コロコロと転がっていった目ん玉を元の位置に戻した私たちが再確認した総額は、7千万円!どんどん引いていくこちらの気配を悟ったNさんは、少し微笑みながらこう言った。「2世帯住宅を建てるならだいたいこんなものですよっ!」Nさんは私たちを落ち着かせようとしてこのように言ったのか?いやいや、落ち着くどころか、不快な汗が全身を包んだ。そんな微妙な空気の中、目の前のドアから、またまた、もう一人の男性が登場した。そう!彼は銀行マン!とても優しそうな紳士だ。軽い自己紹介の後、彼は、慎重に計算機を弾き、いくつかの支払いパターンを提案してくださった。でも、私たちは、「ぜんぜん、無理じゃ〜ん!」と心の中で叫んでいた。場の空気は回復しなかった。全員、大人である。一生懸命、笑顔を作った。その引きつった笑顔のまま打ち合せは終了し、大きく手を振って別れた。その後もNさんは、「わたしも〜住みたい〜S〜ぃハウス〜♪」の夢を叶えるため、さらに数パターンの間取りと見積もりを提案してくれた。(さすが、経験値豊かなトップ営業マンである。)しかし、合意には至らなかった。

確かにSハウスは魅力しかないステキなハウスメーカーだけど、固執しても先へは進めない。そして、ゼーったい実現させたい「無垢床」「カーテン不要な窓」を華麗にスルーされたからには、次の攻め方を考えねばならない。

『こうなったら、ファンタジスタふじもとさんにコンタクトするしかないよね!』

藤本さんは、営業マンと悩めるハウスメーカー迷子(お客さん)をマッチングするという”神システム”を構築していた。藤本さんの動画を見始めた段階から知っていたシステムだが、こう見えて意外と小心者の私(知らんがな!)は、「こんな凡人が、大物ユーチューバー”ファンタジスタふじもと”に相手にされるわけない・・・」と暗闇の中、体育座りした。しばらくそのままでいると、「やってみよう。やってみなければわからない。」VS「どうせコンタクトしてもスルーされて落ち込むだけた。」の闘いが脳内で繰り広げられた。その闘いは数日間続いた。そして決心した。

「やってみよう。やってみなければわからない」!!!

”ファンタジスタふじもと様 いつも楽しく動画楽しく拝聴しております。住宅系YouTubeの中で一番大好きです”などと、精一杯、心を込めて文章を作った。「この心、伝われ〜〜〜!」と念を込めて。(ちょっと恐い)。時間をじっくりかけ文章を作り、「いざ、送信!」と、人差し指を送信ボタンに添えたまま、またあの闘いが始まろうとした。しかし思いとどまった。「どうにでもなれ!」と、震える手で送信ボタンを押した。ファンタジスタふじもとは返信くれるのか・・・」この後、自身の仕事に入りながら、ドキドキな時間を過ごすこととなった。[つづく]

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