ワクワク・ドキドキ打ち合せ♡

家づくりを始める前に

Sハウストップ営業マンが繰り広げるステキなお家”Show Time”!

スクリーンに映し出されたCG画像には、美しい植栽に囲まれた陶版外壁ベ●バー●仕様の外観、天井のあらわし梁をアクセントにした木の温もり漂うおしゃれな内装。キッチンはみんなの憧れ?キッチンハウス!スクリーンをじっと見つめながら、「わぁ❤︎」と自然に声が漏れた。プレゼン後、私たち4人は、Sハウスに住みたいオーラ全開で帰路についた。その後、2回目、3回目と打ち合わせが重ねられ、何パターンもの間取りや外観のプランのプレゼンが行なわれた。打ち合わせごとに、Sハウスの魅力が五感を通して染み入ってきた。

そんな中、すごーく気になることが・・・。

そろそろ、見積もりが見たい!

いつになったら見積書が出てくるのか?これがSハウスのやり方か?

住宅系ユーチューバーMさんが言っていた。「Sハウスはとにかく高い!覚悟しろ!」と。だからなのか、こちらからは「見積もりください!」と言えなかった。いやいや、手が届かず、はかない夢で終わってしまうのが恐くて言えなかったのかも知れない。

見積もりの不安を抱えたまま、4回目の打ち合わせに突入!場所は、ショールーム完備のSハウス☆☆支店。Nさんと向き合うと、テーブルの上に待ちに待った見積書らしきものを発見!気になりすぎてチラチラと視線がおよいだ。その時、目の前のドアからもう一人、男性が入ってきた。肌ツヤのよい、清潔感ただよう男性。彼が差し出した名刺には、”チー●アーキ●クト”の文字!!!!!Sハウスが誇る、トップ設計士!ずっと憧れていた存在!言葉の響きすらもカッコいい!私の視線は、見積書らしきものから彼へと完全に乗り移った。「どんなステキな提案が飛び出すのだろう!」その日一番のハイテンションな瞬間を迎えた。

チー●アーキ●クト様とNさん(以下、チームSハウスとする)とともに私たちは場所を移動し、外壁や床材、キッチンなどを見て回った。Sハウスに完全に心を奪われていた私の目に映るものすべてが、高級感ただよう素晴らしいものに見えた。(これはNさんの営業力のスゴさだ、と思う。)キッチンハウスのテーブルに座りながら、チームSを目の前に話しかけた。ずっと尋ねたいことがあったからだ。

  • つける窓は、カーテンがいらないよう配置や大きさにこだわることができるか?
  • 床は無垢床にできるか?
  • 窓の配置や大きさは法律上の決まりがある。(から無理。)
  • 無垢床は傷がつく、水に弱い、反りや隙間ができる(から無理。)

チームSは口を揃えた。バッサ〜っと却下された気がした。

しかし!!!!!どーしても、どーーしても、却下されたくなかった。それはどうしてか???私は度重なるSハウスとの打ち合わせと並行して、さらなる勉強?をYouTubeで続けていたのだった。Mさんの動画を見尽くした頃、ついに、ファンタジスタふじもとさん(以下、藤本さんとする)の動画に辿り着いていてしまった。これが運命の出会いだった❤︎藤本さんはどアップで顔出ししながら床や照明の解説をしたり、美しい家々のルームツアーの動画を紹介していた。どんな何がそんなにステキなのかと言えば・・・

  • カーテンのいらない窓
  • 魅力的な無垢床
  • キレイな天井と壁
  • 明るさにメリハリを付けた照明
  • 狭い敷地でも開放感が手に入る様々な工夫

などなど。動画から私の目に飛び込んでくる家々を見て、本当に住み良い家とはどんな家なのか。目からウロコがポロポロと落ちてきた。「こんなお家に住みたい!』と私の心は不動のものになった。これが、どーしても却下されたくなかった理由だ。

私は大きな勘違いをしていた。「チームSなら藤本さんの動画で見るような家を建ててくれるに違いない!」と。そして、どーしても実現させたかったことが見事に却下され、少し(いや、かなり)肩を落としながら元々いた部屋に戻った。おとなしく席に着くと、やっとあの見積書がNさんの手によって差し出された。1枚の見積書を4人で凝視した。細かいところはさて置き、気になる数字は総額である。空気感でわかった。私たちはその数字をほぼ同時に見つけたのだ。その刹那、8コの目ん玉が落ち、床をコロコロと転がっていった。[つづく]

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